新しく始まったドラマを見始めました。お約束の展開も多いけど、なかなか楽しいです!1話が35分で短めのせいか、サクサク進むというかすぐ見終わっちゃう感じがしますね。
主人公の禾晏を演じるジョウ・イエは「護心」の雁回ですよね。「護心」も結構好きだったな。雁回もホウ・ミンハオが演じてた天耀も。肖珏を演じるチョン・レイは「雲之羽」の宮尚角と「顔心記」の商別離ですね。仏頂面で一見冷淡だけど実は誠実でいい人って役がお似合い(笑)。今回も基本的に仏頂面だけど本当は優しい人みたいだし。どちらも好きな役者さんなので楽しみ。他は見たことある人はいないかな。
最初の3~4話は登場人物紹介と背景の紹介で、5話くらいから話が動き始めた感じですね。
話としては何家の娘・何晏は幼い頃から病弱な嫡男の何如非の身代わりを務め、学問所で肖大将軍の次男である肖珏と旧知の仲になった。長じては軍に入り、軍功を上げて飛鴻将軍にまで上りつめたが、隣国・烏托との戦が勃発。主将として肖大将軍が率いた戦は何者かの裏切りで敗戦。何晏も救援に駆けつけたが間に合わず、肖大将軍は戦死。近くにいたはずの何如非が遅れてきたことに肖珏は疑いを覚える。
戦から戻ると本物の何如非は健康を取り戻し、何晏は何如非に今の地位を譲り今後は何家の娘として過ごすことを要求される。しかし、何晏は肖大将軍への濡れ衣を晴らすため陛下に直訴するつもりであり、その要求を拒絶。余計なことをしようとする彼女を有害な用なしとみなした父親と何如非は視力を奪って寺に幽閉した。それでも何晏は寺を抜け出し陛下に直訴しようとするが、何如非の腹心である丁一に襲撃され殺されそうになる。
しかし、師匠の柳不忘に助けられ何晏は九死に一生を得た。刺された上、崖から転落した何晏を死んだと思った何如非は葬儀を行い、何如非が何晏に成り代わった。そして朝議に参加すると戦の敗戦は肖大将軍の責任と断じ、居合わせた肖珏は人が変わったような何如非に恨みを抱く。自身も兵権を奪われ、掖州に左遷されたが必ず父親の汚名を晴らすと誓うのだった。
一方、傷が癒えた何晏は禾晏と名を変え、再び一兵卒から将軍となるため、肖珏が左遷された掖州衛へと向かった。
この展開だと普通は復讐ものなんだけど、禾晏は別に復讐したいわけではなさそう。復讐心がなくはないのかもしれないけど、それが一番の目的ではないと言った方がいいのかな。本物の何如非に殺されかけて九死に一生を得たことで表向き何晏は亡くなり、自由になって禾晏としての新しい人生を歩き始めた。何如非は禾晏に「何家の人間だったから飛鴻将軍になれたんだ」と言ったけど、命がけで戦って一兵卒から将軍になった禾晏にしてみれば実力で将軍になったんだと思ってる。だからこそそれを証明して、奪われた人生を取り戻すために再び一兵卒から将軍になることに燃えてる感じですよね。
だから暗いところがなくて、すごく明るくて前向き。ものすごく率直で素直で人懐こい性格で、何如非を演じてた頃とは全然違う感じだけど、家でワンコと戯れてた様子からすると今の性格が本来の性格で何如非を演じてた頃は本来の性格は隠してたんでしょうね。普通の復讐ものとはちょっと違う設定が今までにない感じでよいかも。
ただ何如非と禾晏の入れ替わりは若干無理があるよね(笑)、仮面を被ってたから顔は分からなくて筆跡や仕草を似せたとしても、体格と声が違うから近しい人にはバレると思うんだけど。特に禾晏が率いてた撫越軍の将校とかは疑うと思うんだけどなぁ。
そしてこの時点ですでに一つ謎がある。なぜ何如非=禾晏は肖大将軍の救援に遅れたのか?本来なら3日もあれば駆けつけられるところが7日もかかった。何晏は肖大将軍には目をかけられて可愛がられてたみたいだし、禾晏も尊敬してる風だから故意に見殺しにするはずはない。でもこの謎に関しては全く語られてないのよね。どうやら内通者がいるっぽいから禾晏も騙されるか邪魔されて遅れたのかな?後々、明らかになるんだとは思うけど。
禾晏が掖州衛に向かったのは肖珏の人柄を信じてたのと掖州衛は人手不足だから一度は将軍やってた禾晏なら早く台頭できるから。そして肖大将軍の汚名を晴らしたい気持ちもあるかもね。
肖珏はいいところの息子だけど家内では居場所がなかったみたい。武人になりたくなかったお兄さんの代わりに従軍したくらいだから家族のことを思っているんだろうけど、若くして従軍したことで家族と軋轢が生じて、家族団らんの場での一人だけ居心地が悪そうだったもんね。それで猶更、軍営にいがちだったのかも。母親との思い出もあるみたいだけど、今は冷ややかな関係なのかな。おそらく唯一、自分を可愛がってくれたのが父親だったけど、その父親を殺されて敵討ちが今の一番の目標になっちゃったんでしょうね。それでも腐らず焦らず、着実に足場固めをしてるところに聡明さがうかがえるよね。なんだかんだ言いながら禾晏に振り回されてるところに人の良さも感じるし(笑)。
禾晏と肖珏の関係っておそらくは昔の学友で知り合い程度。友人とは呼べないし親しくもないけど、お互いにお互いのことを認めてはいたって感じかな?毎回、冒頭に学友時代の思い出シーンがあって。仲が良くはないのよ。ないけど、でもなんか、通じるものがあった感じよね。
だから今の禾晏は肖珏を信じてるし懐いてもいる。ちゃんと公平に見てくれるって信じてはいるんじゃないかな。肖珏は禾晏の正体を知らないから色々と疑ってるけど、女だって分かってからやや振り回され気味だよね(笑)。
あの状況で女だとは分からないと思うんだけど。男として軍営にまぎれ込んでるんだからさらしくらい巻いてるだろうし、馬に2人乗りして背中に引っ付いたくらいで女子だとは分からないと思うんだけどね。そこはお約束だから(笑)。すでに肖珏の方は「恥じらいがない」とか気にしてるから、あとは禾晏がいつ恋心を抱くのかでしょうね。今のところは友人としての好意だけっぽいし。
掖州衛の面々もなかなか楽しい人が多くて結構好きです。新兵仲間の小麦、王覇、江蛟、黄雄は一緒に戦う仲間になりそう。雷侯はどうかな?でも多分、この中に身元を偽ってる間者がいるのよね。肖珏と飛奴はもう分かってるけど、一体誰だろう?あとは程鯉素や沈教官もいい人で好き。
そういえば師匠の柳不忘は肖珏たちがいくら調べても分からないくらいに完ぺきに禾晏の素性を偽ったんだけど、一体何者なんだろう?偽装が見事すぎて、間者だって疑いは晴れただろうけど、何を企んでるのかってずっと疑われちゃうよね。
それからもう一人、謎の人物が楚昭。肖大将軍の政敵である徐丞相の門人だから、肖珏や禾晏とは敵対する関係よね。でも単純に徐丞相に従ってるようにも見えないんだよなぁ。なんか裏がありそう。最初は実は徐宰相に恨みがあって信用させて近づいて復讐しようとしてるのかと思ったけど、どうやら恨みがあるのは実家に対してみたいだから徐丞相に取り入って権力を手にして、実家に復讐するつもりなのかな?
でもそのせいで肖珏を警戒する徐丞相のために何如非をぶつけてくる作戦なんか考えてくれちゃって、迷惑だなぁ。丁一が掖州城に来ちゃって。禾晏、見つかったらヤバいじゃん。生きてるってバレちゃうし、バレたらまた命を狙われるし。でも禾晏はむしろ何如非が掖州の孫知県と何を企んでるのか、探るつもりだよね。能天気で無邪気な振りをしてるけど、将軍やってたくらいなんだから考えなしの馬鹿ではないし、うまく探れるかも。でも肖珏は禾晏の行動を怪しむだろうし、さてどうなるのかな?
それにしても本物の何如非は嫌なヤツだよね。というか、狭量でせこそうな男。自分で何かを成し遂げるんじゃなくて、丞相に取り入って出世を目指すとは。こいつ、戦場に出ても役に立たないんじゃない?戦った経験もないんだからさ。でも丞相に取り入ろうとするってことは楚昭とは対立しそうだから、せいぜい潰し合いをしてくえれるといいんだけどね。