物語はいよいよ第二部に突入って感じ。家内の敵だった喬月嬋を見事に排除して、母親の汚名も自分への汚名も晴らせましたね。羅宜寧は聡明だし、決断力も行動力もあるのよね。決めたことは成し遂げるって強い意志を感じるわ。弁が立つから大概みんな言い返せない(笑)。
喬月嬋は農場に追放されて、彼女が着服した母親の遺品も一部だけだけど戻って、この件に関しては一応の決着をみたね。父親は結局公には母親の汚名を晴らしてくれなかったのは残念だけど、喬月嬋が追放されたことでお察し案件にはなったからそれで良しとするべきか。
でも実は母親の明瀾の死は病死じゃなくて毒殺だったんじゃないか説が出てきたし、しかもその犯人は喬月嬋じゃなくて父親なんじゃないかという。。。そうとう折り合いが悪かったみたいだけど、なんでそんなに仲が悪かったのか。まさかと思うけど当時、明瀾を襲わせたのが父親ってことはないよね?喬月嬋の口ぶりだと、真実を暴いた時に宜寧が相当なダメージを受けそうだからとんでもない真実が隠れてるかも。
それにこの件を調査してると、自分が実は羅家の娘じゃないってことも知っちゃうんじゃないのかしら?自分が羅家の娘だと思ってるからこそ、その権利を堂々と主張してるけどそうじゃないって分かったらどうするんだろ?宜寧に罪はないとはいえ、すごーく複雑な状況になるよね。
そしておそらくラスボスの安北侯こと陸嘉学が出てきた。この人、粘着質そうで嫌な感じだわ~。羅慎遠にとっては完全に敵だけど、羅宜寧にとっては敵になるよりややこしいことになりそう。。。
まずは慎遠側の事情を考えると、陸嘉学は李応龍を奪ったのは慎遠だと疑ってるというよりはほぼ確信して捕えようとしてる。慎遠側は尻尾を掴ませないように立ち回ってるけど、一歩間違えると相手が権力を持ってるだけにやっかいよね。
そもそもこの事件を整理すると、慎遠の師匠である陳九衡が救済金横領の罪を着せられて処刑された。陳九衡を嵌めたのは当時の節度使・宋応山。この宋応山に献策したのが陸嘉学。陸嘉学は宋応山の孫娘と婚約してたけど、3か月前に宋応山を告発して、宋応山は獄中で死亡。孫娘と婚約していたのに宋応山を陥れたことから、おそらくそれを命じた黒幕がいる模様。
慎遠は師匠の汚名を晴らすための証拠と証人を探してて、宋応山の配下だった李応龍を捕え、証拠の帳簿を手に入れたがこの帳簿だけでは不完全。更に証人の李応龍は陸嘉学に殺されちゃった。もう一人の配下、孫承武はもう亡くなってるけど大理寺にその証拠を渡してて、当時の大理寺正だった羅氏がその証拠を入手。死後は妻である羅家の大夫人がその証拠を持ってる。だから遠慎は太夫人から証拠を手に入れようとしてるのよね。当然、陸嘉学も狙ってるから羅家も危険といえば危険な状況なんだよなぁ。
一方、宜寧の方は別邸にいた頃、近くの屋敷で目を患った陸嘉学が療養してた。ある日、陸嘉学の療養先に凧が落ちて取りに入った宜寧と陸嘉学は知り合いになる。宜寧は自分の素性を隠して「眉眉」と名乗っていて、陸宜寧を目を患ってたから宜寧の顔は分からない状態だった。気があったみたいでかなり仲良く過ごして親密になり、おそらくその療養先を出る時に「3か月後に会おう」って約束をしたんだけど、その前にあの崖から転落事件が起こったのよね?
あの時、宜寧を追い詰めてたのは宋応山の孫娘だって言ってたから、陸嘉学の婚約者よね?陸嘉学の命令で殺すって言ってたから、宜寧は陸嘉学を恐れてるのよね?仲良くやっていると思ってたのに自分を殺そうとした、と。あれは「眉眉」を殺そうとしてたのよね?陸嘉学に近づいた眉眉に嫉妬して、孫娘が陸嘉学の命だって言って殺そうとしたんだと思ってたけど、陸嘉学が「女子のいのちくらいどうでもいい」的な発言をしてて、その辺が謎。
この時点で陸嘉学は「眉眉」=「羅宜寧」とは知らないよね?今、名前を聞いても反応しないわけだから。でも切り絵が得意だったり、声が似てたり、自分が教えた琵琶の曲を弾いてる辺りで、宜寧が眉眉だと疑い始めてるし、実際そうだし。執拗に追いかけてきそうだけど、宜寧は近づきたくないんだからやっかいだよなぁ。
近づいてくれば当然、慎遠は庇うだろうし、ますます関係が悪化しそう。
慎遠と言えばとうとう爪を現し始めましたね。宜寧と謀って賽文宴を開くようにして、その裏で孫先生の立ち回り先を調べて、予め顔を打っておく。当日は宜寧の口添えに助けられたけど、実力で孫先生に認められて、求められて師事ずることになった。あれだけ大きな宴からあっという間に噂は広がるだろうし、そうなれば羅成章も族譜に名前を入れざるをえなくなる。陸嘉学にしても高名な孫先生が自ら望んで弟子にした人物を表立って蔑ろには出来ない。実力があってこそ成り立つ作戦ではあるけど、お見事!!
林夫人だけじゃなくて、太夫人も認めてくれはじめてるし、あの詩作の出来を見れば羅成章も慎遠の力を認めざるを得ない。羅家を再興するためには必要だって。
とうとう被ってた猫を外して、実力を見せ始めたってことは本格的に表舞台に立って戦う気になったのかな。権力者を追い詰めるためには、自分にも権力が必要だもんね。
フェーズが変わってきて、これからの戦いが楽しみだわ。
登場人物たちも個性的で面白いし。林夫人、好きなのよね~。カッコいいわ。林茂も馬鹿にされてるけど薬学の知識はすごいのでは?適当なようでいてお姉さん思いなところもあるしね。それに羅宜秀とのコンビが面白い(笑)。雰囲気が似てるよね、この2人。うまくいくのかと思ってたけど、なんか両家の御子息みたいなのが出てきましたね。母親が公主っぽいから相当、いい家柄のはず。正式に求婚に来れば親は絶対に断らないだろうけど、その時までに宜秀は自分の気持ちにちゃんと向き合いのかしらね?
宜寧と慎遠は仲良し兄妹な関係が好きだなぁ。というか、お兄ちゃん役のジャン・ワンイーが好きなのかも(笑)。お互いに本音を話せる相手で、助け合って。慎遠、危ない時には必ず助けてくれるスーパーお兄ちゃんだし。頭もよくて、武術も優れてて、師匠の指導の賜物よね?冷遇されてたからまともな教育は受けてないのに。宜寧も慎遠が不当に扱われてる時には決然と自分の意見を伝えて、助けようとするしね。
宜寧の方は完全に兄として慕ってるし、慎遠はちょっと微妙な感情はあるけどまだ大半は自分に真心で接してくれる妹への愛情だと思うのよね。でも陸嘉学の登場でちょっと変わってくるかもね。だってあの人、明らかにおかしいもん。眉眉を探すのに必死なんだろうけど、宜寧へのこだわり方がちょっと怖いよね~。